横須賀市無人島猿島!名前の由来や見所は?ガイドツアー詳細!

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神奈川県横須賀市にある猿島(さるしま)をご存じでしょうか?
猿島は東京湾唯一の自然島で、豊かな自然と歴史的な建造物が残された無人島なんです。
島へは船で渡り(片道10分)、まるでジブリの世界に入ったかのような緑豊かな素敵な通路を通り、古いレンガ造りのトンネルをいくつか抜けると、海を一望できる広場や展望台があるところを通り、島をぐるっと散策できちゃうんです。
一周はゆっくり散策しながら回って徒歩で60分くらいになります。

猿島はバーベキューや釣りができたり、夏には海水浴ができたりと家族や友達同士で楽しめるところです。
島内にはテイクアウト専門の「猿島オーシャンズキッチン」があり、カレーなど軽食を売っていますので、ボードデッキで軽食を食べるのもいいですね。

そんな気軽に行ける素敵な無人島!猿島をご紹介します。

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横須賀市無人島猿島!名前の由来

猿島
猿島ゲート

猿島という名前ではありますが、サルがいるわけではありません。
名前の由来は、1253年(建長5年)5月、日蓮上人が房総から鎌倉へ渡る途中で嵐に遭い、船の進む向きさえ分からなくなったといいます。
その時近くの島に避難したところ、一匹の白猿が現れ島の奥に案内したという言い伝えから、「猿島」という名がついたという説があるそうです。
ですので、サルがたくさんいる島なのかと思ったら、一匹もいませんでした(笑)横須賀市無人島猿島!自然豊かな散策路の見所

猿島には緑深い木々のなか、島の中央を散策路が通っています。
豊かな自然と歴史遺産を眺めながら散策することができます。

現役の発電所

散策路の入り口には、明治28年(1895年)に建てられた発電所があり、島内の電気は当時からこの発電所だけで賄っています。

みゆママ
みゆママ

一見廃墟のようですが、現役で頑張っているんですよ

発電所

見所いっぱいの散策路

発電所の横を通り散策路がスタートします。
人の手によって掘られた切り通しにはレンガ造りの建物があり、深い緑に囲まれてまるでジブリの世界に入ったかのような素敵な景色が広がっています。

切り通し
マイナスイオンたっぷり

愛のトンネル

マイナスイオンをたくさん浴びながらその先に進むと、全長90mの「フランス積み」という積み方で積まれたレンガ造りのトンネルが出てきます。
フランス積みの建造物は国内では数か所しか現存しないため、とても貴重な物となっています。
(他に有名な所では富岡製糸場があります。)

最近では「愛のトンネル」と呼ばれてフォトスポットになっています。
トンネル内が薄暗いため、カップルが寄り添って歩くことから「愛のトンネル」と呼ばれるようになったと言われています。
トンネルへの道案内版にもTunnel of loveと書いてあるので案内板も探してみてください。

トンネル入口
愛のトンネル(奥にちょうどカップルが!)
愛のトンネル出口

ラピュタの世界観の三叉路

愛のトンネルを抜けると三叉路に出ます。
ここはラピュタのインスピレーションとなったと言われ、人気のフォトスポットになっています。
残念ながら2019年の台風の影響で、上を覆っていた木が倒れてしまったため、神秘的な木漏れ日が見られなくなってしまいました。
それでも依然として人気フォトスポットになっています。

三叉路

木々のトンネルを抜けると展望台へ

愛のトンネルを抜けると今度は大きな木々のトンネルが!
少々きつい階段を上ると展望台の建物がある展望広場へ出ます。
展望台は現在は立入禁止ですが、やはり高い所にあるので景色を見にぜひ寄ってほしいところですね。
天気が良ければ横須賀の街並みの向こうに富士山が見えます。
富士山を見るなら空気の澄んだ寒い時期に訪れるのがいいでしょう。
こちらは仮面ライダーのショッカーの基地として撮影で使われた場所というのも知られています。

みゆママ
みゆママ

仮面ライダーのショッカーがわかるかな?

展望台
展望広場からの景色

フィッシングポイントのオイモノ鼻

猿島の北側にあたるところに、オイモノ鼻という広場と磯があります。
広場からは観音崎をはじめ横浜ベイエリアから房総半島も一望できる絶景ビュースポットになっています。
ここでお弁当を食べたり、階段で下に降りると磯遊びが楽しめます。
比較的足場の良い磯で、アイナメ・カサゴ・メバルなどの根魚が狙えるそうです。
レンタルショップで釣りセットが借りられるので、気軽にチャレンジしてみるのも楽しいですね。

潮だまりでは、イソギンチャクやカメノコや小さなカニなどに出会えます。
お子様と探してみるのもいいですね♪

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横須賀市無人島猿島!バーベキューと海水浴

猿島の浜辺ではバーベキューと夏には海水浴が楽しめます。
バーベキューは荷物が少なく楽々できるし、海水浴はお水が綺麗なのも嬉しいポイント!

レンタルショップ

楽々バーベキュー

猿島でのバーベキューは、必要な機材は島のレンタルショップで借りて、好きな食材だけを持っていけば、手軽にバーベキューが楽しめちゃうんです。
島内ではバーベキューの食材の販売をしていないので、各自島外からの持ち込みになります。
島内へはコンロ等火気の持ち込みができないため、必ず予約を忘れないでください。
また、借りた機材は洗わずに返却でき、ゴミも現地のゴミ捨て場に捨てて帰っていいので、帰りは身軽に帰れるのも嬉しいですね。

綺麗な海で海水浴

桟橋から見た透き通った海

桟橋の所に浜辺があり、夏には海水浴が楽しめます。
透明度の高い海で海水浴が楽しめるのも嬉しいポイントですね。
砂浜は「砂鉄の浜」の名の通り砂鉄を多く含んでいるので、ぜひ磁石を持って行って遊んでみてください。
有料ですが更衣室・シャワー室があります。

※2023年の「猿島海水浴場」は、開設されないことが決まっています。

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横須賀市無人島猿島!ガイドツアー

見所が多い猿島では、猿島を知り尽くしたナビゲーターによるガイドツアーが2つ用意されています。
運航会社のガイドと、横須賀市の認定したガイドで違いますので気を付けてください。

探検ツアー

運航会社が行っている「探検ツアー」30分で巡るガイドになり、オイシイところをサクッと案内してくれます。
イヤホンで案内が聞けるので、少し離れていてもしっかり聞こえます。
チケットは当日販売のみになるため予約はできません。
受付は猿島管理棟か三笠ターミナルのチケット売り場でになります。
三笠ターミナルではお得なセット券が販売されていますので、先に参加を決めているならこちらもおすすめです。

《探検ツアー》https://sarushima.jp/leisure/tour/

専門ガイドツアー

横須賀市が養成したガイドによる「専門ガイドツアー」フルコース90分で案内するガイドで、このガイドツアーでないと入れない場所も案内してくれるのでお時間に余裕のある方や、より詳しく聞きたい方はこちらに参加するといいですね。
( 60分くらいに見所を絞ることもできるそうです。)
事前予約と当日受付があります。

《専門ガイドツアー》https://sarushima.jp/leisure/tour/

横須賀市無人島猿島!御船印をゲット!

神社のご朱印のように、船バージョンの御船印(ごせんいん)というのがあります。
全国46の船会社が発行しているものです。

この御船印は、猿島行きの船に乗船する方のみ「三笠ターミナル猿島ビジターセンター」で購入できるのです。

フレームはありません

こんな素敵な御船印を記念に購入してみませんか?
1枚300円で購入いただけます。
2021年6月21日より販売開始となりました。

横須賀市無人島猿島!渡航費用

猿島へは三笠公園の隣にある「三笠ターミナル猿島ビジターセンター」で船のチケットを買います。
料金は、横須賀市内の方と市外の方で違います。
往復の乗船料と猿島公園入園料が掛かり
「横須賀市内の方」大人1000円・中学生880円・小学生500円です。
「市外の方」大人2000円・中学生1750円・小学生1000円になります。
横須賀市民は「市民割50%OFF」というのがあり乗船料が半額に!
更に安くなりますので、住所の分かる身分証明書を忘れずに!

《猿島インフォメーション》https://sarushima.jp/information/

横須賀市無人島猿島!アクセス情報

【猿島】
・住所:神奈川県横須賀市猿島1

・電話番号:046-822-9561(環境政策部公園管理課)

・運航時間 :
「三笠桟橋発」9:30~1時間おき、最終15:30(3/1~10/31のみ16:30運行)
「帰りの猿島発」9:45~1時間おき、最終15:45(11/1~2/28のみ16:00となります)
3/1~10/31の期間は最終便が17:00になります。

・アクセス方法:
「電車」京浜急行線「横須賀中央駅」から三笠桟橋まで徒歩約15分、桟橋から船で10分
「車」横浜横須賀道路「横須賀IC」から本町山中道路経由で三笠桟橋まで3㎞

・駐車場情報:近隣の有料駐車場利用(近隣にたくさんあります)
※横須賀市役所前の駐車場「ぴほ320」を利用の際は、猿島渡航の半券を提示で割引があります。係員へご提示ください。

※掲載されている情報は公開日のものなので、お出かけの際は公式HPでご確認ください。

横須賀市無人島猿島!まとめ

フェリーでわずか10分で行ける、国史跡散策・バーベキュー・磯遊びなどさまざまなレジャーが楽しめる神奈川県横須賀市にある無人島へ行ってきました。
猿島は小さい島ですが、レジャーも色々楽しめてフォトスポットもたくさんある楽しい島でした。
緑に囲まれたラピュタの世界観を一度見に行ってみてください!
島でできることを網羅していたら、一日なんてすぐに終わってしまいそう!
泊まることはできないので、最終の船に乗り遅れないようにしてくださいね。

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